本記事は筆者がソフトバンクからLINEモバイルに乗り換えた体験談になります。
ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換えて大変満足しています。
LINEモバイルに乗り換えた結果、年間で約5万1,720円の節約に成功しました。
しかも夫婦2人で揃って乗り換えたので、うちの家族としては倍の約10万3,440円の節約という結果になりました。
キャリアの乗り換えはすごく面倒くさいというイメージを持っているかもしれませんが、年間で10万円以上の節約できるということであれば、少しは真剣に考えようと思いませんか?
もしLINEモバイルへの乗り換えを考えているのであれば、本記事を参考にしてもらえればと思います。
本記事では筆者がソフトバンクからLINEモバイルに乗り換える決め手となったことについて紹介していきます。
LINEモバイルの料金シミュレーターで料金比較をしてみた
LINEモバイルには自分に合った料金プランを提案してくれる料金シミュレーター(料金診断)というものがあります。
料金シミュレーターではいくつかの質問に答えることで、自分に合ったプランを教えてくれますが、万能ではありませんのであくまでも参考レベルと思った方が良いと思います。
上の画像は筆者がやってみた結果ですが、現在の携帯料金の約7,000円とした場合、LINEモバイルに乗り換えると2,220円になるということで「毎月4,780円お得」ということがわかります。
▼以下のページで料金診断ができます。
データ容量を毎月どれくらい使っているのかを確認した
シミュレーションの結果、毎月のスマホ代が安くなることはわかりましたが、さらに詳細を確認してみました。
実状を確認するためには、1ヶ月でどれくらいのデータ容量を使っているのかを確認します。
ソフトバンクユーザーは、MySoftBankから確認ができます。
ちなみに、筆者の2017年8月分(乗り換え前)の請求額は6,313円で内訳はこうでした。
ソフトバンクの料金の内訳
- 基本料金 934円
- 通話料 186円
- 通信料(データ定額料)4,290円
- オプションサービス料 900円
- ユニバーサルサービス料 3円
この中で注目したのは通信量(データ定額料)の4,290円です。
この4,290円が妥当かどうかが、格安SIMに乗り換える決め手になると考えたからです。
ではどれくらいのデータ容量を使って4,290円を払っているのでしょう。
確認したところ、同月に使ったデータ容量は以下の通りでした。
2017年8月に使ったデータ容量(通信使用量)は1.83GBでした。
MySoftBankでは過去半年の履歴を見られますが、過去半年の月々に使ったデータ容量は平均すると2GB程度ということがわかりました。
つまり、約2GBのデータ容量を使うのに月々4,290円払っていたということです。
請求額6,313円のうち4,290円は通信使用量ということ、しかも2GB程度しか使っていないということがわかりました。
ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換えると、年間で10万円以上の節約が出来ることがわかった
ここまででわかったことを一旦整理します。
メモ
- 月々約6,000円支払っている
- データ容量は月々約2GBしか使っていない
上記の通り実状がわかったところで、LINEモバイルの料金プランを見てみます。
LINEモバイルの料金プランは大きく分けると3つあります。
LINEモバイルの料金プラン
- LINEフリープラン
- コミュニケーションフリープラン
- MUSIC+プラン
それぞれのプランで選べるデータ容量は以下の通り。
料金プラン | データ容量 |
---|---|
LINEフリープラン | 1GB |
コミュニケーションフリープラン | 3GB 5GB 7GB 10GB |
MUSIC+プラン |
筆者は月々2GB程度使うことがわかっているので、この時点で選ぶプランは「コミュニケーションフリープラン」か「MUSIC+プラン」のどちらかになることがわかります。
ではコミュニケーションフリープランとMUSIC+プランのどちらが良いのかを考えます。
これを考えるにあたりキーワードは「データフリー」です。
データフリーとは
データフリーとは、対象サービスのデータ通信量(コミュニケーションフリープランでいえば、LINE⋅Twitter⋅Facebook⋅Instagramのデータ通信)を、データ通信利用の対象外(消費をしない)とする機能をいいます。
また、通信速度制限がかかったとしても、データフリー対象サービスであれば制限がかからず、ずっと高速通信で利用することが可能です。
各料金プランでデータフリーの対象になるサービスは以下の通りです。
LINEフリープラン | コミュケーションフリープラン | MUSIC+プラン | |
---|---|---|---|
LINE | ◯ | ◯ | ◯ |
Twitter |
✕ | ◯ | ◯ |
LINE MUSIC | ✕ | ✕ | ◯ |
※LINEフリープラン → コミュニケーションフリープラン → MUSIC+プランの順に料金が高くなります。
筆者は音楽を聞きませんので「LINE MUSIC」がカウントフリーである必要はありません。
したがって「MUSIC+プラン」が選択肢から外れるので、筆者に最適なプランは「コミュニケーションフリープラン」ということがわかりました。
コミュニケーションフリープランの詳細は以下になっています。
この中から自分に合った料金プランを選ぶことになります。
選ぶポイントは以下2つです。
ポイント
- 月々どれくらいのデータ容量を使うのか
- 音声通話を使うか
データ容量については毎月2GB程度使うことがわかっているので、筆者の場合は3GBのプランで十分だとわかります。
音声通話を使うかどうかは、要するに「電話をするかどうか」です。
筆者は電話として使いたいので「音声通話SIM」を選択することになります。
従って、筆者に最適な料金プランは「コミュニケーションフリープランの音声通話SIM3GB」で月額1,690円になることがわかりました。
これまで月々6,000円程度を支払っていたわけですから、毎月4,310円程度の節約ができることになります。
つまり年間で約51,720円、夫婦2人で10万円以上の節約ができることがわかりました。
-
LINEモバイルの料金を詳しくご紹介
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他にも格安SIMはあるのに何故LINEモバイルなのか
ここまでの確認でLINEモバイルに乗り換えることで月々の支払いが大きく節約できることがわかりました。
ところで他にも格安SIMはたくさんありますが、LINEモバイルを選んで良いのでしょうか。
実は他の格安SIMの方がお得かもしれませんよね。
ここでは筆者がLINEモバイルを選んだ理由を書いていきます。
格安SIMを選ぶにあたって、考えないといけないことは「スマホで何をするのか」です。
筆者の場合は以下のような感じになります。
スマホの使い方は?
- TwitterやFacebookをよく使う
- 動画や音楽、ゲームはあまりしない
- 通話はあまりしない
- 人との連絡はほとんどがLINE
筆者の場合はLINEと、TwitterやFacebookといったSNSをよく使うというところがポイントになります。
格安SIMの中で、LINE、Twitter、Facebook、Instagramが完全無料でデータフリーのものはLINEモバイルしかありません(2018年12月15日現在)
実はLinksMateという格安SIMもTwitterやFacebook、Instagramがデータフリーですが、オプションなので別途料金が発生するのと、完全データフリーではなく使用量の90%以上がOFFになるということです。
その点、LINEモバイルは完全無料で完全データフリー、しかもLINEもデータフリーなのでLINEとSNSをよく使う人にはLINEモバイルがベストと言って良いでしょう。
以上のことから、数ある格安SIMの中からLINEモバイルを選びました。
ソフトバンクからLINEモバイルに乗り換える為の事前準備
LINEモバイルへ乗り換えを決めたところで、契約に向けて事前準備が必要です。
事前に準備するものは以下の2つです。
準備するもの
- LINEモバイルで使えるスマホ
- MNP予約番号
LINEモバイルで使えるスマホを準備する
まずは、自分のスマホがLINEモバイルで使えるか確認しましょう。
筆者はソフトバンクのiPhone6を使っていたのですが、iPhone6は当時LINEモバイルでは使うことができませんでした。
追記
LINEモバイルでは2018年7月からソフトバンク回線が提供されたことにより、ソフトバンクのiPhoneの場合、iPhone5s以降(iPhone5s含む)の機種であれば買い換える必要はなく、そのまま使うことができるようになりました。
筆者はソフトバンク回線が提供される前にLINEモバイルに乗り換えたのでスマホを買い換えるしかありませんでした。
筆者は節約が目的だったので「出来るだけ安いものを買いたい、でもiPhoneを使いたい」というところからiPhoneSE(32GB)のSIMフリー版をアップルストアで買いました(当時はまだ売っていました)
追記
2018年12月15日現在、アップルストアでiPhoneSEは販売終了になっています。LINEモバイルではiPhoneSEが安く販売されています。
アップルストアではiPhoneSEが39,800円販売されていましたが、 現在ではLINEモバイルでもiPhoneSEが販売されています。
価格は以下の通りで筆者がアップルストアで購入した価格よりも安価になっています。
機種 | 一括払い | 分割払い(24回) |
---|---|---|
iPhoneSE 32GB | 30,800円 | 月1,340円 (32,160円) |
iPhoneSE 128GB | 40,800円 | 月1,780円 (42,720円) |
iPhoneにこだわらなければ、LINEモバイルでもっと安いスマホを購入するのも良いのではないかと思います。
-
LINEモバイルで購入できるスマホまとめ
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ソフトバンクでMNP予約番号をもらっておく
MNP予約番号とは携帯電話番号ポータビリティのことで、キャリアを変えても電話番号が変わらないようにするために必要なものです。
筆者はLINEモバイルに乗り換えても同じ電話番号を使いたかったので、MNPを利用してLINEモバイルに乗り換えました。
ここでは、MNP予約番号について書いていきます。
手数料
ソフトバンクでMNP予約番号を取る時の手数料は以下の通りです。
MNP転出手数料 | 3,000円 |
---|---|
契約解約料 | 9,500円 |
契約解約料は、契約更新月の前後で解約をすれば契約解約料はかかりません。
契約解約料がかからない更新月前後に乗り換えるのが理想的ですが、契約解約手数料がかかるからといって、更新時期まで待つ必要はありません。
ソフトバンクの場合は9,500円ですが、筆者の場合はLINEモバイルに乗り換えることで月々4,310円程度の節約ができるので3ヶ月で契約解約料はペイできるのです。
逆に言うと、1〜2ヶ月後に更新時期を迎えるようであれば待つのもいいでしょう。
契約更新時期が数ヶ月先の話であれば、即乗り換えてしまいましょう。
話を戻しましてソフトバンクのMNPの手続きは「お問い合わせ窓口(電話)」か「ソフトバンクショップ」で出来ます。
ちなみにMNP予約番号について、筆者が疑問に思ったところを紹介しておきます。
MNPについての疑問
- 手数料はMNP番号をもらっただけでは発生しません。手数料はLINEモバイルへの乗り換えが完了した時点で発生します。
- MNP予約番号をもらってすぐにソフトバンクのSIMが使えなくなるわけではありません。使えなくなるのはLINEモバイルへの乗り換えが完了した時です。
- MNP予約番号の有効期限は15日間です。有効期限が切れてもキャンセル料等のペナルティはありません。
- 手数料の支払いはソフトバンクの最後の請求料金に含まれるので手続き時点で支払う必要はありません。
要するに、MNP予約番号をもらったからといって焦る必要はないということです。
有効期限が切れてもキャンセル料などはかかりませんから、落ち着いて手続きをしても大丈夫です。
まとめ:LINEモバイルへの乗り換えの決め手はSNS使い放題で安い!
以上が筆者のLINEモバイルへの乗り換えの検討と決め手でした。
まとめます。
ポイント
- 月々2GB程度の通信しかしていなかった
- 使用条件から選んだ料金プランの場合、月々4,310円程度の削減ができるとわかった
- SNSが完全無料のデータフリーの格安SIMはLINEモバイルだけ
- LINEモバイルではソフトバンクの端末がSIMロック解除なしで使える
- LINEモバイルではiPhoneSEをはじめスマホが安く買える
- 乗り換え時の契約解約料(9,500円)は3ヶ月でペイできるので早く乗り換えた方が良い
こうして無事に夫婦2人で約10万3,440円のスマホ代の節約に成功しました。
年間で10万円以上の削減ですからバカにできません。
まだ高いスマホ代を払っている人は面倒だと思わずに、早くLINEモバイルに乗り換えてしまいましょう。
LINEモバイルに乗り換えるなら、キャンペーンを賢く使いましょう。
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